世界の色認識比較
同じ色でも言語や文化によって認識が違う!あなたの選んだ色が世界でどう呼ばれるか体験しよう。
🎨色を選んでみよう
#2196F3
RGB: 33, 150, 243
クイック選択
🌍世界ではこう呼ばれる
選択した色(#2196F3)に近い「blue」系の色名
日本語
JA
青
空、海、冷静を象徴。範囲が広い
文化的背景
古来「青」は緑から青紫までの広い範囲をカバーした
英語
EN
Blue
空、海、冷静、信頼を表す
文化的背景
悲しみを意味する表現("feeling blue")もある
アラビア語
AR
أزرق
空と海の色。保護と平和を象徴
文化的背景
邪眼除けの「青い目」のお守り(ナザール)に使われる
スワヒリ語
SW
bluu / buluu
英語からの借用語が一般的。伝統的には空の色
文化的背景
タンザニアやケニアの海岸地域で重要な色
ペルシャ語
FA
آبی
「水」を意味する「āb」から派生。水と空の色
文化的背景
ペルシャのタイル芸術で最も重要な色の一つ
ロシア語
RU
Синий
濃い青。ロシア語では水色(goluboy)とは別の基本色
文化的背景
英語のblueに相当する単一の語がない
古代ギリシャ語
GRC
κυάνεος
暗い青〜黒。ラピスラズリの色
文化的背景
ホメロスは海を「青」とは呼ばなかった
ホメロスの色彩表現
古代ギリシャの詩人ホメロスは、色を現代と異なる方法で表現
οἶνοψ πόντος
oînops póntos
「ワイン色の海」
出典
オデュッセイア
選択中の色
海を「ワイン色」と表現。古代ギリシャ人は明度・輝きで色を捉えた
💡 なぜホメロスは海を「青」と呼ばなかった?
古代ギリシャ人は色を「色相」ではなく「明度・輝き・質感」で捉えていた可能性があります。「οἶνοψ(ワイン色の)」という表現は、海の深さ、暗さ、動きの質感を表現していたのかもしれません。
👁️色覚特性による見え方
異なる色覚特性でどう見えるかシミュレーション
選択した色
C型
男性約95%
P型
男性約1.5%
D型
男性約3.5%
T型
約0.001%
A型
非常に稀(約3万人に1人)
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🌈色覚の多様性について
人間の色の見え方は一人ひとり異なります。これは「障害」ではなく「多様性」です。
色覚特性を持つ方々は、一般色覚の人には区別しにくい色の違いを見分けられることもあります。 例えば、迷彩柄の中から対象物を見つける能力が高いという研究結果もあります。
日本人男性の約5%、女性の約0.2%が色覚特性を持っています。
▶各タイプの詳細を見る
P型(1型色覚)
Protanopia | 男性約1.5%
赤を感じるL錐体の機能が低下または欠損
- •赤色が暗く見える
- •赤と緑の区別が困難
D型(2型色覚)
Deuteranopia | 男性約3.5%
緑を感じるM錐体の機能が低下または欠損
- •赤と緑の区別が困難
- •最も一般的な色覚特性
T型(3型色覚)
Tritanopia | 約0.001%
青を感じるS錐体の機能が低下または欠損
- •青と黄の区別が困難
- •非常に稀
A型(全色盲)
Achromatopsia | 非常に稀(約3万人に1人)
錐体がほとんど機能せず、色を識別できない
- •すべてがグレースケールに見える
- •明るい光に敏感
📚もっと深く知りたい方へ
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📚すべての色認識データ
色は「相対的」なもの
私たちが見ている色は、実は絶対的なものではありません。
- ●言語によって色の区切り方が違う
日本語の「青」は英語の「blue」より広い
- ●文化によって色の意味が違う
結婚式: 白(西洋)、赤(中国)、金(インド)
- ●人によって見え方が違う
日本人男性の約5%が色覚多様性を持つ
「あなたが見ている色は、あなただけの色かもしれない」
選んだ色が「世界でどう呼ばれるか」「他の人にはどう見えるか」を体験しよう
📖 参考文献・リンク
- • World Color Survey - カリフォルニア大学バークレー校の色彩語彙研究
- • Homer's Wine-Dark Sea - 古代ギリシャの色彩認識に関する研究
- • CUDO - 色覚多様性(カラーユニバーサルデザイン機構)