フクイラプトル
Fukuiraptor kitadaniensis
発見地(現在): 福井県・勝山市北谷町(手取層群北谷層) / 約1億2000万年前(白亜紀前期)
大型の肉食恐竜。全身の骨格の一部がまとまって見つかり、日本を代表する肉食恐竜として知られています。
出典: 福井県立恐竜博物館「12の時代」というより「12の復元スナップショット」です。いずれも復元モデル(MERDITH2021)による推定であり、大陸の形はいまの海岸線を当時の位置へ回転させた参考図です。実際の当時の海岸線ではありません。
※画像内の輪郭線には海岸線のほか、復元区画(プレート運動の計算単位)の境界も含まれています。海岸線そのものの厳密な区別は今後の改善課題です。

「カンブリア爆発」と呼ばれる、目や殻を持つ多様な動物たちが一気に現れた時代。大陸プレートの配置はいまとは大きく異なっていたと考えられています(この復元モデルで追跡できるのはここまでの年代です)。

植物や節足動物が少しずつ陸上へ進出し始めたころ。大陸の配置はいまとはまったく異なり、後の大陸のもとになる地殻が海のあちこちに散らばっていました。

背の高いシダ植物や原始的な樹木が茂りはじめ、「石炭紀」の名の由来にもなる大森林の時代が始まります。大陸どうしがゆっくりと近づき始めていました。

世界中の大陸が集まり、超大陸パンゲアが形づくられていった時代のころです。

地球史上最大規模といわれる大量絶滅が起きたとされる時代。生物の種の大半が姿を消したあと、生き残った系統から新しい生態系がゆっくりと立ち上がっていきます。

最初期の恐竜たちが姿を現しはじめたころ。超大陸パンゲアはまだひとつにまとまっており、内陸には広大な乾燥地帯が広がっていたと考えられています。

超大陸パンゲアが分裂をはじめ、のちのゴンドワナ大陸とローラシア大陸へと分かれていく時代。首の長い大型の竜脚類恐竜たちが繁栄しました。

フクイラプトルやフクイサウルス、丹波竜(タンバティタニス)など、日本各地で見つかっている恐竜化石の多くがこの時代のものと推定されています。

北海道むかわ町で全身骨格が発見された「カムイサウルス(むかわ竜)」が生きていたころ。恐竜時代の終わりが近づきつつも、各地で多様な恐竜たちが暮らしていました。

恐竜時代が幕を閉じる直前の時代。この直後に起きたとされる巨大隕石の衝突をきっかけに、鳥類をのぞく恐竜たちの多くが姿を消したと考えられています。

ユーラシア大陸の縁が引き裂かれて日本海が広がり、大陸の一部だった大地が「日本列島」として独立していった時代。いまの列島の輪郭に近づきはじめます。

いまの日本列島の姿です。ここまでの旅で見てきたとおり、大地の形は何億年もかけてゆっくりと移動し、姿を変え続けてきました。
発見地は「いまの」地名です。恐竜がいた当時の推定位置(古地理座標)は、この一覧では算出していません。
Fukuiraptor kitadaniensis
発見地(現在): 福井県・勝山市北谷町(手取層群北谷層) / 約1億2000万年前(白亜紀前期)
大型の肉食恐竜。全身の骨格の一部がまとまって見つかり、日本を代表する肉食恐竜として知られています。
出典: 福井県立恐竜博物館Fukuisaurus tetoriensis
発見地(現在): 福井県・勝山市北谷町(手取層群北谷層) / 約1億2000万年前(白亜紀前期)
イグアノドン類に近い植物食恐竜。フクイラプトルと同じ地層から見つかっており、当時の生態系を知る手がかりになっています。
出典: 福井県立恐竜博物館Fukuititan nipponensis
発見地(現在): 福井県・勝山市北谷町(手取層群北谷層) / 約1億2000万年前(白亜紀前期)
首の長い竜脚類(大型植物食恐竜)。日本国内で見つかった竜脚類の中でも研究が進んでいる種のひとつです。
出典: 福井県立恐竜博物館Kamuysaurus japonicus
発見地(現在): 北海道・むかわ町穂別 / 約7200万年前(白亜紀後期)
国内最大級のほぼ全身骨格が発見されたハドロサウルス類(植物食恐竜)。「むかわ竜」の愛称で広く知られています。
出典: むかわ町穂別博物館
Tambatitanis amicitiae
発見地(現在): 兵庫県・丹波市山南町(篠山層群) / 約1億1000万年前(白亜紀前期)
兵庫県で発見された竜脚類(大型植物食恐竜)。「丹波竜」の愛称で親しまれ、地域の発掘調査のきっかけになりました。
出典: 兵庫県立人と自然の博物館Yamatosaurus izanagii
発見地(現在): 兵庫県・洲本市(淡路島) / 約7200万年前(白亜紀後期)
淡路島で発見されたハドロサウルス上科の植物食恐竜。ハドロサウルス類の進化を考えるうえで注目された発見です。
出典: 淡路島の発掘調査/北海道大学ほか
発見地(現在): 岩手県・岩泉町 / 約1億1000万年前(白亜紀前期)
1978年に発見された、日本で初めて報告された恐竜化石(竜脚類の一部)。国内の恐竜研究の出発点となりました。
出典: 岩手県立博物館
発見地(現在): 熊本県・御船町(御船層群) / 約9000万年前(白亜紀後期)
肉食恐竜の歯の化石「ミフネリュウ」をはじめ、多数の恐竜化石が見つかっている地層。九州における恐竜研究の中心地のひとつです。
出典: 御船町恐竜博物館
発見地(現在): 石川県・白山市桑島(手取層群桑島層) / 約1億3000万年前(白亜紀前期)
恐竜や古植物の化石が数多く見つかっている露頭で、国の天然記念物に指定されています。手取層群を代表する化石産地です。
出典: 白山市
Nipponosaurus sachalinensis(当時の樺太=現サハリン)
発見地(現在): 樺太(現サハリン、発見当時は日本領)・樺太(現サハリン中部) / 約8000万年前(白亜紀後期)
1934年に発見され、1936年に北海道帝国大学(現・北海道大学)により記載されたハドロサウルス類。発見当時、樺太は日本領でした。
出典: 国立科学博物館本ツールが示す位置・大陸の形は、いずれも復元モデルにもとづく推定・参考図です。学術的な一次資料や最新の研究では異なる見解が示される場合があります。
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